🔊 PST回路 計算機

フルレンジスピーカーの高音を整えるRLフィルタの設計・解析ツールです。

① 設計:周波数 ➡ 部品 (L・R)
Ω
Hz

配線図

コイル (L) 抵抗 (R) スピーカーへ
必要なコイル (L)
- mH
基準の抵抗 (R)
- Ω
② 逆算:部品 ➡ 周波数 & 減衰量

手持ち部品のスペックを入力してください。
抵抗を変えると減衰量が変わります。

Ω
mH
Ω
クロスオーバー周波数
- Hz
減衰量 (Max)
- dB

PST回路の仕組み

この回路はコイル(L)を1つ使用する「1次フィルタ」であるため、変化する区間では1オクターブあたり6dBの割合で減衰します。
ただし、一般的なネットワーク(クロスオーバー)のローパスフィルタとは決定的な違いがあります。

⚠️ 注意点:減衰はずっと続きません(シェルビング特性)
普通のローパスフィルタは、周波数が高くなればなるほど無限に減衰し続けますが、PST回路(RL並列回路)は、ある一定のレベルまで下がると、そこで減衰が止まりフラットになります。
これを「シェルビング(棚型)特性」と呼びます。

周波数特性のイメージ

0dB (低域はスルー) ╲ (-6dB/oct) 一定レベルで止まる (高域は抵抗Rで決まる)

なぜこうなるのか?

今回の計算ツールの設定では

今回のツールでは、推奨値として「抵抗 R = スピーカーインピーダンス Z」としています。
この場合、高域での最終的な減衰量は、約 -6dB で止まる設定になっています。(電圧が半分になるため)

この特性により、フルレンジスピーカー特有の「高域が上がり続ける癖(ハイ上がり)」を、ちょうど棚を下ろすように抑えることができる便利な回路です。